元々、家業は和歌山県御坊から海山までの化粧品の卸販売をしていたんです。
当時は現代のようなパソコンに囲まれた時代ではなかったので、化粧品発送時の送り状はすべて手書き。
1日20枚~30枚の送り状を手書きすることは、とても時間のかかる作業だったんです。
当時私はパソコンの知識は皆無に等しく、パソコンは何もかもが便利になる魔法のツールだと思っていました。 社長である父親にパソコン購入をすすめましたが、私以上にパソコンに疎い父親でしたので即座却下。
パソコンの価格も当時まだ60万、70万円ほどの高価な品物で、誰もが気軽に購入できるものではありませんでしたので当然ですよね。でもね、少しずつ近づくパソコンブームの足音に、居ても立ってもいられず個人的に借金して購入したんです。これが人生初のパソコンです。
手にしてからは、Lotus 1-2-3 やDBXL、桐などの日本語データベースを素人なりに勉強し、送り状印刷や請求書発行など、様々な業務の効率化にむけて役立てるようになりました。
そんなある日、パソコンの物理的な故障が原因で、コツコツと作り上げてきたシステムを含む全データが一夜にして無くなるトラブルに見舞われました。流石にこれは堪えました。
少しずつ改良を重ね積み上げてきたものが一瞬にして無くなってしまったのですから。
メーカーの修理は高いし、新しくメーカー製のパソコンの価格も驚くほど高い。途方に暮れていても日々業務は流れていきますので、何とかしなければという思いに急き立てられて、パソコンを自作する道を選びました。 その当時はパソコンを自作する方がずっと安かったんですよ。
実際にパソコンの自作に携わってみると、プラモデルが好きだった子供の頃に戻ったようで楽しかった。自分が選んだパーツが形になり、形になったものが役立つツールに変化するんです。完成時にはプラモデルとは比較にならない以上に感動しました。
そんなこんなで家業の化粧品を切り盛りしていましたが、時代の流れは酷なもので経営は少しずつ厳しくなりました。
一時は化粧品を大量購入するとついてくる小物雑貨に、300円や500円の値段をつけてワゴンで販売したりしながら生計を立てていましたが、それも100円ショップの誕生とともに撤退を余儀なくされました。
雑貨を販売していた空きスペースに、当時殆ど趣味化していたパソコンのパーツを並べては気を紛らわしていましたが、これが今のPC-SUPLLYに繋がったのだと思うと、人生に無駄なことなんてないとつくづく思います。好きなことをして今があるんですから。
インターネットが流行りだすと、パソコンの使い道は更に楽しませてくれるアイテムへと激変しました。 当時はモデム接続でアクセスポイントが和歌山市のみでしたから、和歌山市までのダイアルアップ接続料金 (電話料金)が3分あたり約100円程かかっていたんです。
少しネットに夢中になっていたら、すぐ一ヶ月のダイアルアップ接続料金が3万円、4万円になり、奥さんにこっ酷く叱られることもありましたよ(笑)
近くにアクセスポイントがあればもっと沢山使えるのに。そんなことを考えていた時代です。
同じように悩んでいるひとも沢山いるはずで、何とかできないものかと考えはじめた時代でもあります。 もちろんプロバイダー事業についての知識があるはずもなく、ただの思いつきですから色々な業者を尋ねては知識を高めてまわり、少なくとも500万円~600万円ほどの開業資金が必要だと聞かされた時は、ホント途方に暮れましたよ。
そんな折、たまたま業者さんに紹介してもらった方に会いにいったんですけど、これが怪しいんですよ。 何の変哲もないアパートの二階の一室をカーテンで閉め切り、小さな部屋に棚にずらりと機械が並んでるんです。 正直、この程度のモノが自分の求めるプロバイダー事業というなら、事務所の二階でも簡単にできるんじゃないかと思うほど、妙に敷居が下がったような感覚をおぼえました。今思えば失礼極まりない思い込みなんですけどね。 結局、300万円位の資金は必要になりましたが、これがきっかけでプロバイダー事業をスタートすることができま した。
あと、パソコンが中高年層に受入れはじめるのをきっかけに、パソコン教室とかもやりましたよ。
最初はマンツーマンで教えていたのが、意外に手間がかかってしまうのでラクにならないかと考えて、生徒さんが 勝手に勉強できるパソコン教室ソフトを何とか捻出した約200万円で導入しました。
生徒さんはこのソフトに従って勝手に勉強してください的なところと、使えないソフトということも手伝ってまたも失敗するんですけどね(笑)
生徒さんの気持ちを無視し効率だけをもとめた末の傲慢経営だったと反省しました。
無駄な出費をパソコン修理や自作パソコン販売で補いながら、少しずつプロバイダー事業も地元の方に伝わり 経営は少しずつですが安定していきました。
そしていま、メーカーとしてオリジナル商品の開発と販売、パソコン関連サービスやソフトウェア事業、
プロバイダー・サーバー事業、EC事業、店舗販売サービスなど、まだまだ提供サービスも拡大しています。
私自身がパソコン修理に携わっていたからこそ、修理をされる方の純正部品が入手できずに悩む気持ちがよくわかるんです。
PC-SUPPLYを誕生してその想いは一層強くなりました。
純正パーツは市場に出回らないパーツもありますので、手に入らないこともありますが、
気になるパーツがあれば、お客様に代わって一所懸命に探したいと思う。
そして、チャンスはどこに落ちているかわからないし、手探りで掴んだすべてをチャンスと信じ、今後もあらゆる事業を模索しご提案していきたいと思います。
PC-SUPPLY(有限会社リフレわかやま 代表取締役社長 児嶋隆也)
販売業者 | 有限会社リフレわかやま |
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運営責任者 | 児嶋 隆也 |
古物商許可証番号 | 和歌山県公安委員会 第651120000941号 |
住所 | 〒647-0044 和歌山県新宮市神倉2-7-32 |
電話番号 | 0735-29-7629 |
FAX番号 | 0735-28-2750 |
メールアドレス | info@pc-supply.jp |
URL | http://www.pc-supply.jp/ |
商品以外の必要代金 | 送料 |
注文方法 | インターネット |
支払方法 | 代金引換、銀行振込、クレジットカード |
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返品・交換について | 8日以内(商品未開封に限る) |
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